加齢臭　香水

30代後半から気になってくる加齢臭。その臭いは年齢とともに更に脂っぽくきつくなっているからといって香水をいっぱいふりかけても臭いそのものを消すことはできません。ストレートに加齢臭が臭わずに香水で多少ごまかすことができても、根本的に純粋な香水の香りを楽しむというようなことにはならないでしょう。

 

 

そもそも、香水の香りが一番良いのはすれ違った時にほのかに香るくらいというレベルです。それ以上になると鼻につんとくるようなきつい匂いになってしまい、かえって逆効果になってしまいます。

 

 

香水には加齢臭を消すような成分や機能はありませんので、臭いが混ざってしまい不快なものになってしまいかねません。

 

 

自分では良いと思っていても、実は逆効果という結果になってしまっているかもしれませんので、加齢臭を香水で消すということよりも、加齢臭を消すことをまず考える必要があります。そのうえで香水をつければ、本来の香りを楽しむことができるでしょう。

 

香水では加齢臭の臭いの原因を解消することにはなりません。

 

 

まずは加齢臭の臭いの原因を知ったうえで、臭いを抑えることが一番です。

 

 

加齢臭の原因はノネナールと呼ばれる成分にあります。これは年齢ととともに活性酸素に対する抑制力が弱まっていくことにより、皮脂腺から出る脂肪酸の酸化が進むことで発生するものです。これが加齢臭独特の脂ぎったような臭いになるわけです。

 

 

こうした臭いを抑えるポイントは活性酸素への抑制力を高めることです。20代までの若い頃に比べてその抑制力が低下しておりますが、食生活や生活習慣を見直すことで改善することに繋がります。

 

 

日頃からビタミンC、ビタミンE、βカロチン、カテキン、ポリフェノールなどの成分を含む緑黄色野菜を多く摂ることで、体の酸化を抑えることができます。

 

 

一方、脂っこいものや肉類などは加齢臭を強めることに繋がります。食べる量を減らしたり、毎日食べている場合であれば2日に1回に減らすなど、摂取量を控えるのが良いでしょう。

 

 

更に飲酒や喫煙も活性酸素を発生させますので、加齢臭をきつくする原因になります。

 

 

こうした食生活や生活習慣の見直しでも改善されない、或いは好きなものを我慢するのは嫌だったり、お酒やタバコは好きなのでやめられないという方もいるでしょう。

 

 

我慢するということでストレスになってしまうと、活性酸素が増えてしまい、これもまた加齢臭をきつくする原因になってしまいます。この場合には、手っ取り早く加齢臭対策用の石鹸やボディシャンプーで体を洗ったり、消臭サプリで加齢臭を抑える方法が良いでしょう。

 

 

 

 

 

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